特集コラム

Column 6 高円寺びっくり大道芸

高円寺びっくり大道芸
2014/07/08

「高円寺びっくり大道芸」開催期間を通して感じたこと。

高円寺はこの日、まさに快晴といった天気模様。まるで高円寺びっくり大道芸のために晴れたかのよう。演者の方には演じやすく、お客さんにとっては見物しやすい理想的な天候といえます。

この理想的な天候に引っ張られるかのように、案内パンフレットを配布しているボランティアの方々からも活気があふれていました。高円寺では毎年恒例のイベントですが、例年にない盛り上がりを予感させる雰囲気を開始前から感じることが出来ました。

高円寺びっくり大道芸スタート

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開始前から楽しい雰囲気を出してはいましたが、実際に高円寺びっくり大道芸が開始すると、思っていた以上に多くの見物客が高円寺に集まり、非常に賑やかな空気が街全体に広がっていきました。ただ高円寺を歩いているだけでも、普段よりもずっと多くの人がいると感じます。

大道芸人の方々がパフォーマンスを行っている場所は人だかりができており、その盛況ぶりは遠くから眺めていてもすぐにわかるほどでした。大勢の人が大道芸人を取り囲んでおり、それはほとんど人の壁のよう。それほど多くの人が大道芸人のパフォーマンスを楽しんでいたということです。

路上で相当数の見物客に囲まれても、そこはさすがにプロ。そのようなプレッシャーのかかる状況であるにも関わらず、集中力を切らすこともなく、自身のパフォーマンスをまっとうしていました。

 ボランティアの方々の活躍

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また、この高円寺びっくり大道芸は、大道芸人の方々のみならず、裏方であるボランティアの方々が作り上げたと思われる様々な装飾も、このイベントの雰囲気を盛り上げる役割を担っているようでした。

この日、高円寺という街が普段とは異なった、不思議で楽しげな雰囲気を醸し出す街に変貌していたのは、間違いなく街中に飾られたり、吊り下げられたり、貼られたりしていた人形やイラストの効果であったと思います。

大道芸人の方々のパフォーマンスとボランティアの方々のがんばりや準備によって、高円寺びっくり大道芸というイベントは成功し、大道芸人のパフォーマンスはもちろん、高円寺という街にいるだけで十二分に楽しさを味わうことが出来た、そんな1日であったと思います。

高円寺を訪れた多くに人も、きっと同じように高円寺びっくり大道芸の盛り上がりを体感し、この日の賑やかな雰囲気を感じて、楽しむことが出来たのではないかと考えています。年を追うごとに盛り上がりが拡大しているように感じる高円寺びっくり大道芸。来年はきっとさらに大きな盛り上がりを見せてくれるイベントになるはずです。

高円寺びっくり大道芸 2014<後編>へつづく

■ 高円寺びっくり大道芸2014
http://www.koenji-daidogei.com/2014/
開催期間:2014年4月26日・27日

文・取材 / 岩崎浩之

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