特集コラム

Column 7 今の高円寺を生きる人

今の高円寺を生きる人
2015/04/15

あの「高円寺文庫センター」が帰って来た!

2010年に惜しくも閉店となったが、ミュージシャンや出版社の方々、お客さんそしてスタッフとみんなが一緒になって楽しめる本屋として、今もなお皆の心に生き続けている。

こんなに面白い本屋なのだからぜひ書き残してほしいという沢山の熱烈ラブコールに応えて、4月2日からKKベストセラーズのホームページにて、ブログ「高円寺文庫センター物語」ついに連載スタート!

漫画家やミュージシャンなどクリエイティブ系の人が多い高円寺。ライブハウス、ロックやレゲエなどの音楽を流すバーや居酒屋、ロックテイストやレゲエ風の古着屋など個性的な店が多いのも、この街ならでは。

「高円寺はサブカルな街だから、やっぱり刺激的だよね。ヴィンテージのモノもあれば、キャラクター系のモノもあるし、自分たちの好みのモノがごろごろ転がってる。トサカの頭の兄ちゃんやロックな兄ちゃんなど、トンガった人が多かった気がするなぁ」。

個性的な人が多い街だけあって、同店のお客さんやゲストも個性が光る人ばかり。

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同ブログの記念すべき初回の話は、「清志郎さんがやって来た!ヤァヤァヤァ♪」。忌野清志郎さんに「日本一ロックな本屋」といわれた同店は、ミュージシャン、版元さん、お客さん、そしてスタッフと誰もが一緒に楽しめる店だった。

万引きや中国窃盗団の立ち入り事件もおきたりと、毎日が賑やかで刺激的だったという。正攻法でいったら大きな書店にかなわないとあの手この手の戦術を編み出していき、たった25坪の小さな本屋と思えないほどのパワーと可能性でどんどん未来を切り拓いていく姿は、私たちに勇気を与えてくれる。

セミドキュメンタリーエンターテイメント小説と銘打っているだけあって、とにかく楽しい本屋さんだったこと、そしてお店のライブ感が伝わってくる。お客さんが一週間行かなかったら、何をやっているか不安になるほどのお店というのだから、そのワクワク感はハンパじゃない。どうやったらそんなに人を惹きつけ、人を集めることができるのだろうか。

「僕は才能があったわけではない。あるとしたら、みんなをプロデュースする力。リーダーの資質ってビジネス書で簡単に身に付くものじゃない。実践で身に付くものだから。君が居ないと困るよ、君がやってくれないと…という感じでやっていくと自然にみんなが参加してくれるようになるんだ」。

まわりの人の個性や自主性を尊重しどんどん花開いてもらい、お店づくりに参画してもらうのが、能川さん流のリーダーだ。「人をぐいぐい引っ張っていくリーダーもいるけど、自分は和を以てまとめるリーダータイプ」と自分を評する。

「みんなで一緒に」「みんながいてくれたから」。

まわりの人を大切にする能川さんが店長だからこそ、多くの人が集まってきたのだろう。お客さん、著名人、版元さん、スタッフ、高円寺の人々…。

魅力的で面白い人のまわりには、同じように魅力で面白い人が集まってくる。
そんな人たちの話なのだから、面白くないはずがない。
そしてリーダーとして大切なことのヒントも盛り込まれていたりと、タメにもなる。

「高円寺文庫センター物語」はみんなの物語なのだ。25坪の本屋でもみんなの力を合わせてやったらこんなに面白い本屋になったという、まさにエンターテイメント。
笑いあり、感動ありの「高円寺文庫センター物語」。

まずは読んでみてほしい。きっと、もっと知りたくなるから。高円寺で輝いていた小さな街角書店のことを。

■ブログ「高円寺文庫センター物語」
http://www.kkbooks.jp/authorname-nogawa/
2日スタート(1週あけて16日から毎週木曜更新)

文・取材 / 阿部 裕子
理容マツバラ

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