特集コラム

Column 6 高円寺びっくり大道芸

高円寺びっくり大道芸
2011/05/07

東日本復興支援『高円寺びっくり大道芸2011』

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4月30日と5月1日の両日で開催された『高円寺びっくり大道芸2011』。夏の『高円寺阿波踊り』、秋の『高円寺フェス』、冬の『高円寺演芸祭り』と並ぶ高円寺の“4大祭り”として、地域の人たちのみならず、他のエリアの人たちからも認知されつつあります。

第3回となる2011年は、東日本大震災支援を目的として、「みんなでつながろう!」を合言葉に義援金募集活動を行うイベントとして開催されることになりました。駅前の公式パンフレット配布場にも義援金箱が設置されていました。

このイベントの運営を支えてくれているのが、ブルーのTシャツを着たボランティアの人たち。なんと160人以上、集まったそうです。パンフレットの配布はもちろん、パフォーマーを会場へ誘導したり、パフォーマンス中の交通整理をしたりと、まさに“縁の下の力持ち”として、パフォーマーやアーティストが存分に技を披露できる環境づくりを行っているのが印象的でした。

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パフォーマンスが行われる演舞場は26箇所で、北は早稲田通りから南は青梅街道までの広いエリア。出演するパフォーマーやアーティストはそれぞれ1日3回ずつ、そのほとんどが1回ごとに異なる演舞場でパフォーマンスを行います。パンフレットにはお目当てのパフォーマーが出演する会場や時間がMAP入りで描かれているので迷うことはありません。

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また、各商店街を回遊しながらその場その場で笑いを誘うパフォーマンスを行う、ピエロの「JIDAI」さんや、妖艶な雰囲気を醸す「みたま」さん、不思議な生命体「Paramata」さんの“Walling Act”も。何が起こるかわからない楽しさがあります。

同じく“Walling Act”として、3メートル近い巨体で義援金箱を持って商店街を練り歩く3人組「SPEC」や、今にも飛び立ちそうな勢いで駆け抜けていく「nani-sole」は大迫力! 街全体が“非日常感”に包まれます。

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さらに、『座・高円寺』で行われたワークショップ「ヘンシンぼうし大行進!」に参加した子どもたちが手づくり帽子をかぶって歩いていたり、鈴置ミホウさんや女子美術大学の学生さんの手によるフェイスペイントではしゃいでいたり、「高円寺中央公園」で大道芸体験にチャレンジしていたりと、どこにも子どもたちの笑顔に溢れていました。

パワフルな数々のパフォーマンスはもちろんですが、ボランティアの人たちや子どもたちからも“元気”がもらえる二日間となりました。

■ 高円寺びっくり大道芸2011
http://www.koenji-daidogei.com/

文・取材 / 丸山美智子

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