特集コラム

Column 14 高円寺フェス

高円寺フェス
2014/11/05

高円寺商店街連合会公式キャラ最終選考会

この夏のデザイン画公募開始後、既存キャラが応募して来た事でニュースにもなった高円寺のキャラクターの最終審査会が、高円寺フェス2014の初日「座・高円寺2」にて行われた。

審査会の観覧は無料で、開演の2時間前からチケット配布開始とのことで12時頃、私も貰いに行くと数分しか立っていないのに既に数十名配布済みの様子だった。

新規キャラクター画が890作品集まり、最終審査まで残ったのは5作品。

審査員は以前高円寺に住んでいた事があると言う、みうらじゅんさんと高円寺商店街連合会の事業部長さんの2名。最終審査まで残ったキャラクターは何れも興味深いキャラクター画像。「どりまる」「サイケ・デリーさん」「エンディ」「ジーンちゃん」「コウ猿人」。さてどうなるのか?待ち時間2時間はフェスを廻って来る事にする。

作者によるプレゼンのスタート。

開演間近になると驚くことに座・高円寺2の会場がほぼ満席!観客は約300名くらいではないだろうか? 高円寺在住者にとってのキャラに対する興味の深さが分かる。

ステージ上は作者ご本人のそれぞれの前に高さ50cmほどのキャラクターのパネルが立っていて、審査員2名と司会進行のアナウンサー、自称ゆるアナさん。最終選考に残ったキャラの作者の方々は遠目にも緊張感が伝わって来る。

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トップバッターのプレゼンは「どりまる」の作者。飛ぶことも出来て目や口も色々な表情に変わるキャラを想定しているとのことで、絵コンテにも表情の詳細が描かれて気合いが入っているのが伺われた。

見て直ぐに分かる高円寺阿波踊りを意識しているトリのキャラだが好物も焼き鳥、と共食いキャラをきっぱり肯定したのがいさぎよかった。

 

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次のプレゼンは「サイケ・デリーさん」の作者。一瞬目を疑うようなデザイン。しかし高円寺をこよなく愛すると言うか作者のイメージする高円寺そのまま描きなぐったと言う風にも見える。

プレゼンでは「高円寺は日本のインド」と言われるのでとその裏付けを前日調べてみたらみうらじゅん先生だったと言うオチで会場を沸かせた。

 

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3番目は「エンディ」の作者。
なんとなく高円寺にいそうな風貌のキャラだがその性格や日常生活の詳細な説明は高円寺在住の人の一般的なイメージでもあり、作者自らの生活や性格ではと思われるくらい詳細なるイメージが語られた。

これまた高円寺への愛であふれていた。

 

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4番目のプレゼンは「ジーンちゃん」の作者。ジーンちゃんと同じ出で立ちで現れ、どうやら客席にも数名の応援団が同じ格好をしていたようで、プレゼンへの気合いは充分だ。

絵コンテも凄く綺麗に作ってあり説明もネーミングも分かりやすい。凄く可愛いキャラクターだ。むしろ高円寺には可愛すぎるくらいだ。

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最後は「コウ猿人」の作者。こちらもキャラと同じ様なかぶり物を用意してのプレゼン。絵コンテもバッチリで筋の通ったキャラクター設定とネーミング。

確かに高円寺を訪れた事がない人でも直ぐにこのキャラクターのイメージと名前を覚えてくれそうである。知り合いの人に作って貰ったという小さなキャラクターを胸元のポケットに同行して「商品化もしやすい」と見事なアピール。かなりのプロフェッショナルな感じだった。

いよいよ、高円寺商店街連合会公式キャラ・決定!

さて5人のプレゼンが終わって数分間、審査員が退座する。どうなるのか?とても興味深い。プレゼン中も2名の審査員は真剣に厳しい質問や突っ込みを入れる。お愛想や褒め言葉はほぼない。商店街連合会の真剣さが伺われる。これで高円寺のキャラが決定するのだから当然のこと。

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そして発表の時!みうらじゅんさんからの発表。「2番」と番号だけ発表された。会場も一瞬分からない。

本人は全く自分のことなどとは思っていない感じ。もう一度番号を言われるとちょうど私の少し後ろに座っていた女性二人が悲鳴を上げた。「サイケ・デリーさん」と誰かがフォローすると作者本人はやっと気付く。私も「まさか」と「なるほど」が一度に訪れた。そして「大丈夫なのか?」と。なんとなく会場もそして作者本人もきっと同じような気持ちだったのではないかと思う。

そして審査員の方々の総評は「やはり『高円寺らしさ』を考えたときこれしかなかった」ということだった。正直な私の感想は「高円寺は素晴らしい街だ」と思った。「サイケ・デリーさん」本体が作成されどのように活躍し、また高円寺を知らない方々がどう感じるか今後の楽しみがいっぱいだ。

高円寺フェス2014 Vol.2につづく

■ 高円寺フェス2014
http://koenjifes.jp/
開催日時:2014年11月1日(土)・2日(日)

文・取材 / 松岡美子
理容マツバラ

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